Monthly Archives: 9月 2022

【終了】「日本史上ただ一度の革命 社会を変える真因」

朝日カルチャーセンター横浜校で、講義「日本史上ただ一度の革命 社会を変える真因」を行います。

日本史上ただひとり、革命家といえる人物がいる。そのことを新著『日本史のなぞ』で論じました。
このたびの講義では、さらにその思考を深め、なぜ日本では革命が起きにくいのか、いかにすれば革命は可能なのか、世界史をも俯瞰しつつ日本的システムの解析に挑みます。

日本は革命とは無縁の、変えにくい社会だと言われています。大化改新や明治維新といった、幾たびもの大きな社会変動でさえ、外的刺激を通じて変容したのであり、けっして「革命」ではありませんでした。それはなぜなのか。
 しかし、日本史上唯一の革命家といえる人物がいます。それは誰なのか。
 気鋭の社会学者が、世界史と日本史を俯瞰しつつ日本的システムを精緻に解析し、日本ではなぜ革命が起きにくのか、いかにすれば革命が可能であるのかを解き明かします。そして、新著『日本史のなぞ』の思考をさらに深めて歴史に対峙し、社会を変える真因に迫ります。

※当日「日本史のなぞ―なぜこの国で革命が一度だけ革命が成功したのか」大澤真幸著
(朝日新書720円)を販売いたします。

日 時:2017年1月28日15:30-17:30
受講料:会員3,024円/一般 3,672円(いずれも税込)
会 場:朝日カルチャーセンター横浜教室(〒220-0011横浜市西区高島2-16-1ルミネ横浜8階 TEL045-453-1122)

詳細・ご予約は、朝日カルチャーセンター横浜教室HPからお願いします。

記事へリンク

【終了】大澤真幸ゼミナール現代社会論に橋爪大三郎さんをお招きします

朝日カルチャーセンターで開講している大澤真幸ゼミナールに、社会学者の橋爪大三郎さんをゲストに招き、対談します。

「げんきなプレ近代日本論」
 今回は、橋爪さんとの公開のトークをいたします。橋爪さんとの共著『げんきな日本論』がよく売れていることを念頭においた企画ですが、その本に書いてあることをただ復習するものではなく、その本には書いていないこと、その本では深めきれなかったことについて話します。
 タイトルにある「プレ近代」というのは、普通の歴史学では「近世」と呼んでいる期間とおおむね一致しています。具体的には、信長あたりから始まって、江戸時代を全部含み、幕末・明治維新あたりまでです。その時代が、どこまですでに「近代」なのか、がトークのテーマです。
もう少し立ち入って説明しておきましょう。この時代、表面的には勝利者は武士のはずです。少なくとも武士以外の階級が革命を起こしたわけではない。それなのに、最終的には、武士の時代になったわけではなく、むしろ武士は否定されました(四民平等)。武士たちがもっていた思想や学問が、どういうわけか、反武士的なものだったからです(朱子学、国学、水戸学、蘭学等々)。どうしてこんなねじれがあったのか。これが、のちの日本の近代ということとどうつながっていったのか…… 丸山真男は、近世思想研究から学者としての仕事を始めていますから、丸山真男批判のようなこともトークには入ってくるでしょう。(大澤講師・記)

日 時:2016年12月3日15:30-17:30
会 場:朝日カルチャーセンター新宿教室(〒163-0210東京都新宿区西新宿2-6-1新宿住友ビル10階(受付))
参加費:会員3,024円/一般3,672円(いずれも税込)

詳細・ご予約は、朝日カルチャーセンター新宿校HPからお願いします。

記事へリンク

【終了】NHK出版新書編集長の大場さんと対談します

2016年11月16日、銀座ソニービルに期間限定でオープンしている本屋「EDTI TOKYO」で、NHK出版新書の編集長・大場旦さんと対談します。NHK出版新書では、木村草太さんとの『憲法の条件 戦後70年から考える』や、水野和夫さんとの対談『資本主義の謎』などを刊行しています。今回の対談では、ゼロ年代から現在にいたる人文書・思想書のトレンドを振り返り、いま新書・選書に求められる役割とは何か、新書・選書の編集に必要なこととは何か、などを巡って2時間、語りつくします。

大場旦×大澤真幸 『ゼロ年代以降の人文・思想と新書・選書に求められる役割とは』 

日 時:2016年11月16日19時〜(18時半から受付)
会 場:本屋EDTI TOKYO(東京都中央区銀座5-3-1 ソニービル6F)
参加費:2,000円
下記の「本屋EDTI TOKYO」HPにてご確認のうえ、お申し込み下さい。
http://www.edit-tokyo.com/

記事へリンク