『二千年紀の社会と思想』が刊行されました

「at+」に掲載されたものなどを収録した見田宗介氏との対談集『二千年紀の社会と思想』(太田出版)が発売されました。

以下の3章の対談、1章の論考を収録しています。
第1章 現代社会の理論と「可能なる革命」  有限性の時代へ向けて(対談)
第2章 名づけられない革命をめぐって  新しい共同性の論理(対談)
第3章 「自我」の自己裂開的な構造  開放の現実的根拠について(対談)
第4章 未来は幽霊のように(論考)

ほんとうに尊敬できる先生との出会いは、誰にでも訪れる幸運ではない。いや、それは、実に稀なことである。私の場合、それは、大学に入学して間もない、一八歳の春の出来事であった。(中略)私にとって、先生との対談は、あの三五年前の先生との会話、紀伊国屋書店新宿本店の裏側にあった「らんざん」という喫茶店での先生との会話の継続である。(あとがきより)

詳細は下記の太田出版HPをご覧ください。
http://www.ohtabooks.com/publish/2012/04/12202437.html