『〈未来〉との連帯は可能である。しかし、どのような意味で?』

弦書房より「FUKUOKA uブックレット」の1冊として、『〈未来〉との連帯は可能である。しかし、どのような意味で?』が刊行されています。

現代社会を、そこに生きるわれわれを、若者をするどく分析。3.11後のいまをどう生きる……「未来の他者」との連帯とは? 大澤社会学、渾身のライブ・トーク。
「7月14日はフランス革命記念日。当時バスチーユに向かった人々は、これが革命のはじまり、と意識していただろうか。その時点では思わなかっただろう。しかし……」。

本書は、2012年6月に行われた社会学者・大澤真幸氏の講演会の内容に一部補筆したもの。3.11後の現代社会をどう生きるかについて、思想や哲学、歴史、文学はたまたサブカルチャーなどさまざまなフィルタを用いて読み解き、分析する。「若者」が本当にいいたいこと、やりたいことは何か、「オタク」の活動の先に見えるものとは、など鋭くそして深く切り込んでいく。われわれが現代で活動していることは、その意味はいまわからなくても、この先の何かに必ずつながっている、その時、本当の意味が分かる。

詳細は下記の弦書房HPをご覧ください。
http://genshobo.com/?p=5613