ひきこもりについて

一人でいられないから、一人でいることへの自信がないから、皆と一緒にいる場面から逃げるしかなくなる。こうした結果がひきこもりです。どうしてそうなるかというと、繰り返せば、一緒にいるべき他者がいない。一緒にいるという安心感を得られる母親的なるものの内面化に失敗しているからです。『「正義」を考える』より