【終了】現代社会論:コミュニケーションの可能条件【11/11】

朝日カルチャーセンター新宿教室にて開催している「現代社会論」。次回は理論的な内容です。

今回は、久しぶりに純理論的な話をします。
社会学の対象は、コミュニケーションです。テーマは、「コミュニケーションの可能条件」。
具体的な事例を分析しながら、そこから理論的な含意を引き出します。
イギリスに、「沈黙の双子」として知られているケースがあります。この双子は、生まれてから20年あまり、ほとんど話をしなかった。しかし、調べてみると、知能の発達や普通の意味での言語障害はまったくないのです。やがて、双子の間だけでは、会話をしていることがわかってきます(ただ、あまりにもすごい早口で、周囲の人には、ほとんど暗号のようなものにしか聞こえない)。この双子が、思春期になって、奇妙な犯罪(放火など)を繰り返すようになって、世の中の注目を集めました。
なぜ双子は話せなかったのか。どうして、二人だけの間ならば話ができたのか。どうして犯罪をしたのか。
このことから、コミュニケーションはいかにして可能かを考えていきます。

「文化社会学の根本問題」

日 時:2017年11月11日15:30-17:30
会 場:朝日カルチャーセンター新宿教室(〒163-0210東京都新宿区西新宿2-6-1新宿住友ビル10階(受付))
参加費:全1回=会員3,024円/一般3,672円(いずれも税込)

注意事項 ・詳細なテーマは開講7~3日前にHP、twitter(@asakaruko)にてお知らせします。
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

詳細・ご予約は、朝日カルチャーセンター新宿校HPからお願いします。