朝日出版社第二編集部ブログでの時評第3回を公開しています。
「想定外のリスクをいかにして想定するか──原発の安全ための最小限の提案」
将来の原発の安全性に関して、具体的な提案をさせてもらいたい。
私は、中長期的な視野にたったとき、原発を全廃するしかないと思っている。東電の福島第一原発の事故の現状を知ったとき、またこうした事故にいたるまでの歴史を前提にしたとき、原発をすべて廃炉にするという結論以外に、将来の安全性を保障する責任ある判断はありえない。これが私の考えである。
とはいえ、仮にそうだとしても、すべての原子力発電所を即座に停止することは、いろいろな意味で不可能だ。
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http://asahi2nd.blogspot.com/2011/05/3-9.html