寄稿「現代思想 震災以後を生きるための50冊」

「現代思想」2011年7月臨時増刊「震災以後を生きるための50冊」総特集号に、ハイデガー『形而上学の根本諸概念』を挙げ、「現在はいかにして未在の他者と連帯できるか」を寄稿しました。

(略)このハイデガーの講義を読み返したくなったのは、今回の惨事、とりわけ原発事故について考えているうちに、マルクスの有名な格言を連想したからです。マルクスの格言とは、猿の解剖が人間を理解するための鍵になるのではなく、逆に、人間こそが猿の解剖の鍵である、というものです。(略)

目次、詳細は、青土社HPをご覧下さい。
http://www.seidosha.co.jp/index.php?震災以後を生きるための50冊