週刊朝日書評:『近代日本のナショナリズム』 2011.7.17 おしらせ, 書評・インタビュー 週刊朝日7月29日号で、『近代日本のナショナリズム』が取り上げられました。評者は関水徹平氏。「…もっともスリリングに思われるのは第五章で取り上げられる「若者のナショナリズム」だ。現代の若者は、神仏は信じないが「奇跡」は信じる。大澤はこの調査データから、「自分」の特殊性が「世界」という普遍性に直結してく若者の感性のあり方、それがナショナリズムにつながる理路を解き明かす。震災後、屈託なく強調されがちな「われわれ日本人」を再考するための道標にもなるだろう」