『憲法の条件 戦後70年から考える』大澤真幸・木村草太

木村草太さんとの共著『憲法の条件 戦後70年から考える』(NHK出版新書)が刊行されました。

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木村 「いまの政治状況は“憲法の危機”でしょう。しかし同時に、いまならかえって、公共性を見据えた憲法論議ができるかもしれません」「憲法は他者との共存のためにこそ存在している。このことを多くの方に知っていただき、どんな憲法をしたいかを、一緒に考えてもらいたい」

大澤 「日本人は、憲法を自分のものとは思えていないような気がします。自分たちとは疎遠なところで誰かが決め、誰かに与えられるもののように感じている」「憲法は、私たちが何者であるのか、どこから来てどこへ向かおうとしているのかを表現した文書でもあるのです」

〈目次〉
まえがき(大澤真幸)
第1章 「法の支配」と「空気の支配」
第2章 幻想の「国体」と日本国憲法
第3章 ヘイトスピーチ化する日本
第4章 偽りの「集団的自衛権」
第5章 議論なき議会と「空気」の支配
第6章 憲法を私たちのものにするために
あとがき(木村草太)

詳細は下記のNHK出版HPをご覧ください。
https://www.nhk-book.co.jp/shop/main.jsp?trxID=C5010101&webCode=00884522015