【新刊】サブカルの想像力は資本主義を超えるか

有名作品を入り口にして、資本主義社会の“その先”を考える。

私たちは、資本主義“後”の世界を構想できるか? 構想力を鍛える白熱講義!
歴史上、「資本主義の危機」は何度も言われてきた。
しかし、資本主義は幾度もその危機を乗り越えてきた。
これは、その想像力が私たちの想像力よりも勝ってしまっているからではないか。
資本主義が終わった後の世界を私たちは“構想”することが出来ていないため、資本主義は続いてしまっているのではないか?
いったい、これまでとは違う世界を私たちは見いだせるのか? 
社会現象を起こした有名作品(フィクション)を手がかりに構想力を鍛えあげる、白熱の講義録!
大澤社会学の最前線。

普通は、終わりへの予感が生じるのは、終わった後へのヴィジョンが出てきているからだ。しかし、現在の資本主義に関しては、そうではない。破壊的な終わりへと向かっているという予感はあるが、しかし、終わった後を想像することはできない。
つまるところ、現在のグローバルな資本主義は、終わりへの予感をふりまきつつ、終わりの後への想像力を許していない。とすれば、われわれはまずは、フィクションを生み出すような人間の最も自由な想像力のレベルで、資本主義に拮抗できなくてはならない。「サブカルの想像力は資本主義を超えるか」という問いは、こうした認識からくる。(まえがき)

有名作品を入り口にして、資本主義社会の“その先”を考える。
第一部 対米従属の縛りを破れるか
  取り上げる作品 『シン・ゴジラ』『木村正彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』他
第二部 善悪の枷から自由になれるか
  取り上げる作品 『デスノート』『OUT』『薔薇の名前』他
第三部 資本主義の鎖を引きちぎれるか
  取り上げる作品 『おそ松さん』『バートルビー』他
第四部 この世界を救済できるか
  取り上げる作品 『君の名は。』『この世界の片隅に』『逃げるは恥だが役に立つ』他

もくじ
まえがき
第一部 対米従属の縛りを破れるか
第二部 善悪の枷から自由になれるか
第三部 資本主義の鎖を引きちぎれるか
第四部 この世界を救済できるか
あとがき

詳細は下記のKADOKAWAのHPをご覧ください。
https://www.kadokawa.co.jp/product/321702000241/