『三島由紀夫 ふたつの謎』刊行を記念した講演会を開催します。
◆社会学者・大澤真幸が解き明かす「三島由紀夫 ふたつの謎」
昭和45年(1975年)のその日、ノーベル文学賞の候補にもあがるほどの文豪・三島由紀夫は、東京・市ヶ谷の自衛隊駐屯地に突入し、自衛隊員にクーデターのための決起を呼びかけ、失敗すると見るや、予定していたかのように、その場で切腹自決を図った。
古代ギリシャ以来の西洋思想・西洋文学の知識を独自の方法で咀嚼し、日本の文学史上に燦然と輝く作品群へと昇華させた、あの戦後最大の知性が、なぜ、このような愚行とも言える最期を遂げようとしたのか。
日本のみならず世界中の文学者・文学愛好家に強い影響を与え、日本の右派・右翼思想上の最重要人物でもある三島由紀夫の最高の知性と最悪の愚行が、どのようにつながっているのか?近代文学史上、そして、日本の思想上の大問題ともいうべき、この「謎」に、現代日本を代表する社会学者が最終解を与える。
社会学者、大澤真幸先生がご登壇。
読書会:社会学者・大澤真幸が解き明かす「三島由紀夫 ふたつの謎」
日 時:2018年12月27日(木)19:15~21:00
会 場:北沢タウンホール(155-8666東京都世田谷区北沢2-8-18)
開催者:原田広幸(協力:集英社)
参加費:通常料金2,000円、書籍代込2,900円
下記の読書会情報サイトにイベント情報として詳細が掲載されています。
https://www.read4action.com/event/detail/?id=6737