【終了】トークイベント 「〈破局〉から哲学がはじまる」【大澤真幸×吉川浩満】

新刊、『未来のための終末論』の刊行を記念して、吉川浩満さんとトークイベントを開催します。

大澤真幸個人思想史THINKING「O」019号では、昨年逝去した社会学者・見田宗介の晩年の思想を出発点に、気候危機による“世界の終わり”を回避するための道を探っています。本トークイベントでは、文筆家の吉川浩満さんを対談ゲストにお招きして、「人類の破局」について現代思想の観点から読み解きます。
「絶滅」を哲学的に考えること、「人新世」の時代とポスト人間主義、自然科学の気候変動に対する可能性など、自然科学から人文・哲学まで横断しながら語っていただきます。本書を別の角度から読み直す、注目の対談です。ぜひご参加ください!


「ひとつだけ、人類に共通の問題がある。人類どころか、地球上のあらゆる生命にとっての脅威と見なすことができる普遍的な問題が、ひとつだけあるのだ。それは、温暖化を中心にした気候変動がもたらしうる〈地球の生態系の破局〉の危機である。(本書「はじめに」より)

日 時:2023年8月10日(木)19:00~20:30
会 場:オンライン配信イベント
参加費:イベント参加1500円(税込)、ほか書籍購入とのセット券各種あり
主 催:丸善ジュンク堂書店
お問い合わせは、下記の丸善ジュンク堂書店イベント詳細ページのお問合せフォームからお送りください
https://online.maruzenjunkudo.co.jp/products/j70065-230810

【ゲスト・プロフィール】
吉川 浩満 (よしかわ・ひろみつ)
1972年生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒業。文筆家、編集者。「哲学の劇場」主宰。著書に『哲学の門前』、『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』、『理不尽な進化』など。共著に『脳がわかれば心がわかるか』、『人文的、あまりに人文的』、『その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。』(いずれも山本貴光との共著)、『私たちはAIを信頼できるか』(大澤真幸らとの共著)、訳書にメアリー・セットガスト『先史学者プラトン』、ジョン・R・サール『MiND 心の哲学』(山本貴光との共訳)。

詳細、お申し込みはお問い合わせは、丸善ジュンク堂書店イベント詳細ページをご確認ください
https://online.maruzenjunkudo.co.jp/products/j70065-230810