『THINKING「O」』第4号

作家にして80年代日本を牽引した実業家・辻井喬氏をゲストに迎え、村上春樹『1Q84』を論じた『大澤真幸THINKING「O」』第4号が、6月末より発売されています。
社会現象とも呼べる大ベストセラーとなった『1Q84』をいかに読み解くべきか。まさに80年代を生きた辻井氏のことばに耳を傾けながら、氏の最新刊『茜色の空』との比較を通じて、戦後日本という時代、村上春樹という作家を論じます。

1 論文 大澤真幸「〈虚構の時代〉における/を越える村上春樹」
2 対談 辻井喬 × 大澤真幸「日本の虚構と『1Q84』の存在感」
参考資料
『1Q84』—大澤真幸によるあらすじ
〈理想の時代〉〈虚構の時代〉〈不可能性の時代〉年表
1980年代年表1 消費の時代の文学へ
1980年代年表2 転換期の政治史
1980年代年表3 高度成長から消費の時代へ
1980年代年表4 冷戦構造の崩壊

左右社HP
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