新着情報

「〈世界史〉の哲学」第59回 近世篇5「法の支配」のアンチノミー

発売中の「群像」2014年3月号に連載評論「〈世界史〉の哲学」第59回近世篇5「「法の支配」のアンチノミー」が掲載されています。 (さらに…)

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大澤信亮さんとの対談が「群像」2014年3月号に掲載されています

発売中の「群像」2014年3月号に、文芸評論家・大澤信亮さんとの対談が掲載されています。東浩紀さんなどを招いた大澤信亮さんの連続対談の最終回です。 (さらに…)

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『〈世界史〉の哲学 東洋篇』

「群像」で連載中の長篇評論「〈世界史〉の哲学」、東洋篇が書籍化されました。 (さらに…)

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雑誌「NARASIA Q」で橋爪大三郎さんと対談

奈良県の発行する雑誌「NARASIA, Q」第6号の、特集「アジアのスゴ本116冊」で橋爪大三郎さんと対談しました。

テーマは「書物に見えるアジアとヨーロッパ」。

橋爪 (・・・)日本の場合、はじまりにあるのは歌です。歌は、無文字の時代からあった、定型の表現形式だった。歌の中でも万葉の長歌のような、無文字時代の長大な表現形式はたちまちすたれて、短歌だけが残る。なぜかと言えば、結婚前の若い女性に歌を詠むカルチャーがあったからです。男性も歌を詠めないと女性たちからふり向いてもらえないということで、盛んになった。そうした状況で、手本になるよい歌をまとめた本があると便利だとして、『古今和歌集』などが編集されていく。
大澤 日本の本について興味深いのは、本に編まれたからといって、そのテキストに権威がつくわけではない点です。『古今和歌集』に自分の歌が掲載されたら、もちろん嬉しいでしょう。でも一方で「だからどうしたの?」という感覚もある。(・・・)
橋爪 (・・・)もう少し踏み込んで言えば、日本では、仏典や儒教の正典など、便宜的な本ではないちゃんとした本の原典はみんな外国にあって、そのソースにたどり着くことができない。日本にある本はどこまでも「原典」にはなれなくて、せいぜいその「媒介」にすぎない。だから本に権威がないのかもしれない。
(・・・)

対談で言及したのは、『悪魔の詩』、『物騒なフィクション』『コーラン』『論語』『古今和歌集』『薔薇の名前』・・・。ほかにアジアとヨーロッパの違いを知るための10冊として、白川静『漢字 生い立ちとその背景』、本居宣長『直毘霊』、デリダ『エクリチュールと差異』、井筒俊彦『意識本質』などを紹介しています。

奈良県庁などのほか、一部の書店で配布されています。下記の奈良県HPなどでご確認ください。
http://www.pref.nara.jp/item/93799.htm

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成田龍一さんとの対談が『現代思想』に掲載されています

発売中の『現代思想』2014年1月号「現代思想の転回2014 ポスト・ポスト構造主義へ」に歴史学者の成田龍一さんとの対談、「普遍とリアル」が掲載されています。 (さらに…)

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「〈世界史〉の哲学」第58回 近世篇4「法の支配」をめぐる奇妙なねじれ

発売中の「群像」2014年2月号に連載評論「〈世界史〉の哲学」第58回近世篇4「「法の支配」をめぐる奇妙なねじれ」が掲載されています。 (さらに…)

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『思考術』

9784309624679_思考術_h175新刊『思考術』(河出ブックス)が刊行されました。
「読み、考え、時にはしゃべり、そして書くーー 知的創造の現場では何が起きているのか」 (さらに…)

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「〈世界史〉の哲学」第56回 近世篇2「純粋な一神教」

発売中の「群像」2013年11月号に連載評論「〈世界史〉の哲学」第56回近世篇2「純粋な一神教」が掲載されています。 (さらに…)

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【終了】橋爪大三郎編著『小室直樹の世界』が刊行されます

2013年10月中旬、ミネルヴァ書房より橋爪大三郎編著『小室直樹の世界 社会科学の復興を目指して』が刊行されます。本書に収録された2010年の「小室直樹博士記念シンポジウム」に登壇している他、シンポジウムへのコメントの寄稿、橋爪大三郎との新たな対論「小室直樹博士と社会学」が収録されています。また10月30日本書の刊行を記念したイベントが開催されます。 (さらに…)

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『ゆかいな仏教』(橋爪大三郎・大澤真幸)

橋爪大三郎との対談『ゆかいな仏教』(サンガ新書)が刊行されました (さらに…)

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『〈未来〉との連帯は可能である。しかし、どのような意味で?』

弦書房より「FUKUOKA uブックレット」の1冊として、『〈未来〉との連帯は可能である。しかし、どのような意味で?』が刊行されています。 (さらに…)

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「〈世界史〉の哲学」、まもなく東洋篇完結。

雑誌「群像」で連載中の「〈世界史〉の哲学」が、次回第54回で東洋篇完結です。
年内には単行本化される予定です。

2011年に同時刊行された「古代篇」「中世篇」とあわせてお読みください。

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『おどろきの中国』(橋爪大三郎氏、宮台真司氏との共著)刊行

『おどろきの中国』が発売されています。橋爪大三郎氏、宮台真司氏との共著です。 (さらに…)

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