現代社会をいかに論じるべきか、わたしの関心のありかを語りる「現代社会論」が開催されます。
★詳細なテーマは開講7~3日前にHP、twitter(@asakaruko)にてお知らせします。
日 時:2017年3月18日15:30-17:30
会 場:朝日カルチャーセンター新宿教室(〒163-0210東京都新宿区西新宿2-6-1新宿住友ビル10階(受付))
参加費:会員3,024円/一般3,672円(いずれも税込)
詳細・ご予約は、朝日カルチャーセンター新宿校HPからお願いします。
現代社会をいかに論じるべきか、わたしの関心のありかを語りる「現代社会論」が開催されます。
★詳細なテーマは開講7~3日前にHP、twitter(@asakaruko)にてお知らせします。
日 時:2017年3月18日15:30-17:30
会 場:朝日カルチャーセンター新宿教室(〒163-0210東京都新宿区西新宿2-6-1新宿住友ビル10階(受付))
参加費:会員3,024円/一般3,672円(いずれも税込)
詳細・ご予約は、朝日カルチャーセンター新宿校HPからお願いします。
朝日カルチャーセンター横浜校で、講義「日本史上ただ一度の革命 社会を変える真因」を行います。
日本史上ただひとり、革命家といえる人物がいる。そのことを新著『日本史のなぞ』で論じました。
このたびの講義では、さらにその思考を深め、なぜ日本では革命が起きにくいのか、いかにすれば革命は可能なのか、世界史をも俯瞰しつつ日本的システムの解析に挑みます。
日本は革命とは無縁の、変えにくい社会だと言われています。大化改新や明治維新といった、幾たびもの大きな社会変動でさえ、外的刺激を通じて変容したのであり、けっして「革命」ではありませんでした。それはなぜなのか。
しかし、日本史上唯一の革命家といえる人物がいます。それは誰なのか。
気鋭の社会学者が、世界史と日本史を俯瞰しつつ日本的システムを精緻に解析し、日本ではなぜ革命が起きにくのか、いかにすれば革命が可能であるのかを解き明かします。そして、新著『日本史のなぞ』の思考をさらに深めて歴史に対峙し、社会を変える真因に迫ります。
※当日「日本史のなぞ―なぜこの国で革命が一度だけ革命が成功したのか」大澤真幸著
(朝日新書720円)を販売いたします。
日 時:2017年1月28日15:30-17:30
受講料:会員3,024円/一般 3,672円(いずれも税込)
会 場:朝日カルチャーセンター横浜教室(〒220-0011横浜市西区高島2-16-1ルミネ横浜8階 TEL045-453-1122)
詳細・ご予約は、朝日カルチャーセンター横浜教室HPからお願いします。
朝日カルチャーセンターで開講している大澤真幸ゼミナールに、社会学者の橋爪大三郎さんをゲストに招き、対談します。
「げんきなプレ近代日本論」
今回は、橋爪さんとの公開のトークをいたします。橋爪さんとの共著『げんきな日本論』がよく売れていることを念頭においた企画ですが、その本に書いてあることをただ復習するものではなく、その本には書いていないこと、その本では深めきれなかったことについて話します。
タイトルにある「プレ近代」というのは、普通の歴史学では「近世」と呼んでいる期間とおおむね一致しています。具体的には、信長あたりから始まって、江戸時代を全部含み、幕末・明治維新あたりまでです。その時代が、どこまですでに「近代」なのか、がトークのテーマです。
もう少し立ち入って説明しておきましょう。この時代、表面的には勝利者は武士のはずです。少なくとも武士以外の階級が革命を起こしたわけではない。それなのに、最終的には、武士の時代になったわけではなく、むしろ武士は否定されました(四民平等)。武士たちがもっていた思想や学問が、どういうわけか、反武士的なものだったからです(朱子学、国学、水戸学、蘭学等々)。どうしてこんなねじれがあったのか。これが、のちの日本の近代ということとどうつながっていったのか…… 丸山真男は、近世思想研究から学者としての仕事を始めていますから、丸山真男批判のようなこともトークには入ってくるでしょう。(大澤講師・記)
日 時:2016年12月3日15:30-17:30
会 場:朝日カルチャーセンター新宿教室(〒163-0210東京都新宿区西新宿2-6-1新宿住友ビル10階(受付))
参加費:会員3,024円/一般3,672円(いずれも税込)
詳細・ご予約は、朝日カルチャーセンター新宿校HPからお願いします。
2016年11月16日、銀座ソニービルに期間限定でオープンしている本屋「EDTI TOKYO」で、NHK出版新書の編集長・大場旦さんと対談します。NHK出版新書では、木村草太さんとの『憲法の条件 戦後70年から考える』や、水野和夫さんとの対談『資本主義の謎』などを刊行しています。今回の対談では、ゼロ年代から現在にいたる人文書・思想書のトレンドを振り返り、いま新書・選書に求められる役割とは何か、新書・選書の編集に必要なこととは何か、などを巡って2時間、語りつくします。
大場旦×大澤真幸 『ゼロ年代以降の人文・思想と新書・選書に求められる役割とは』
日 時:2016年11月16日19時〜(18時半から受付)
会 場:本屋EDTI TOKYO(東京都中央区銀座5-3-1 ソニービル6F)
参加費:2,000円
下記の「本屋EDTI TOKYO」HPにてご確認のうえ、お申し込み下さい。
http://www.edit-tokyo.com/
東京・下北沢の本屋B&Bにて、『日本史のなぞ なぜこの国で一度だけ革命が成功したのか』の刊行を記念してトークイベントを開催します。 (さらに…)
2016年12月3日(土)、朝日カルチャーセンター新宿校で、ゼミナール「現代社会論」が開催されます。
詳細は、開講の7〜3日程度前に発表いたします。
大澤真幸ゼミナール「現代社会論」
社会学・哲学・宗教・歴史・文化など幅広い対象に鋭く切り込む著作を発表する講師。現代社会をいかに論じるべきか、自身の関心のありかを語ります。会 場:朝日カルチャーセンター新宿校
日 時:2016年12月3日(土)15:30〜17:30
受講料:会員3,024円/一般 3,672円・詳細なテーマは開講7~3日前にHP、twitter(@asakaruko)にてお知らせします。
詳細は、朝日カルチャーセンターHPをご確認ください。
山本貴光さんと吉川浩満さんの新刊『脳がわかれば心がわかるか――脳科学リテラシー養成講座』(太田出版)の刊行を記念した連続講義を、青山ブックセンター本店で行ないます。本書は『心脳問題』(2004年、朝日出版社)の増補改訂版、著者のおふたりとの、それぞれ独立でもお聴きいただけ、3回を関係づければ理解がより深まる、そんな連続講義です。
全3回の内容は以下のとおりです。
会場はすべて、青山ブックセンター本店内・大教室(お問い合わせ:03-5485-5511[10:00~22:00])
第1回:心脳問題を、思弁的実在論の問いと結びつけて考えることで、以前大澤が論じた「脳の社会性」をさらに追究する。哲学的な議論になるが、できれば、哲学に興味のある人にとってだけではなく、脳科学や人工知能の研究者にとっても意味ある問題提起をしたい。
日時:2016年7月10日(日)14:00~16:00(開場 13:30)
料金:1,350円(税込)
*第一回は終了しました。
第2回:脳と自己意識や自我という問題について考えてみたい。一部で論じられている「神経倫理学」にも触れながら、それがどこまでほんとうの倫理学の問題への答えになっているかも考察してみたい。
日時:2016年8月10日(水)19:00~21:00(開場 18:30)
料金:1,350円(税込)
*第二回は終了しました。
第3回:いわゆる「シンギュラリティ」の問題を視野に入れ、社会学的・政治学的な問題を考える。脳科学や人工知能の展開の社会的意味を捉えるもの。山本・吉川『脳がわかれば心がわかるか』第4章の主題を引き継ぎ、鈴木健氏の「なめらかな社会」にも触れる予定。
日時:2016年9月18日(日)14:00~16:00(開場 13:30)
料金:1,350円(税込)
お申込みはリンク先より:http://www.aoyamabc.jp/event/brain-mind-lecture/
東京自由大学で、全3回のゼミを開催します。会員以外にも、一般参加も受け付けます(学生料金あり)。
★
先日まで、本ホームページにて、第3回の講義日を2016/9/1と公示してしまいましたが、ここにあるように、正しくは2016/9/16です。
ご迷惑をおかけしたこと、お詫び申し上げます。
大澤真幸ゼミ「社会学の新概念」
講義時における時事的な状況をも視野に入れながら、興味深く緊急性の高い主題について論ずる。
考察の過程で、社会学の古典的な概念や日常的にも使われている概念に、
新たな命を吹き込んだり、新しい概念を案出したりする。
人文・社会系の知の使命は、「概念の創造」にこそあるからだ。
1月の講義では、「(政治における)愛と憎しみ」について論じた。
またこれまで、「ハビトゥス」「革命」「資本主義」「規範と反規範」等の概念について考えてきた。講師: 大澤真幸(社会学者・東京自由大学顧問)
日付: 全三回(金) 2016/5/20 + 2016/7/15 + 2016/9/16
時間: 18:30 ~ 21:00
場所: 東京自由大学
参加費: [各回] 一般 2000円、学生 1000円、会員 1500円、会員学生 500円
予約:東京自由大学のHPより
http://www.t-jiyudaigaku.com/contact/
幅広いご参加をお待ちしております。
まもなく「大澤真幸THINKING「O」」最新号、「日本人が70年間一度も考えなかったこと」が刊行されます。
われわれ日本人は、戦争と平和について戦後ずっと考えてきたつもりでいる。だがしかし――。「大規模なデモをもって強く反対されている法を、きわめて強引な仕方で通過させた政権が、高い支持率を維持しているのはどうしてなのか」その”不可解”な事実を、グラフと数値を使いあざやかに解明! 「敗戦」を乗り越えるための論点は、「九条の純化」そして「積極的中立主義」へと展開する。安保法案成立を嘆くより、日本にはまだ未来のためにできることがあると目が覚める一冊。
〈目次〉
まえがき
【対談】姜尚中と大澤真幸が「敗戦の日」に語る
永続敗戦から抜け出す唯一の道 姜尚中×大澤真幸
【論文】戦争と平和
どうしたら憲法九条は活きるのか 大澤真幸
THINKING「O」13号では、戦争と正義について、日本の敗戦後70年という歴史を受けて考えている。こうした主題に緊急性があると判断したきっかけは、もちろん、安倍晋三内閣によって、集団的自衛権を認める安全保障関連法が提案されたことにある。この法は、すでに衆参両院で可決され、成立している。しかし、この法の審議している過程で――ただし国会内の議論ではなく国会外の状況を通じて――明らかになった問題は、解消されていない。(まえがきより)
姜 ところで、今の集団的自衛権は、国際情勢が緊迫しているから必要だというのですが、緊迫しているとは思えない。
大澤 同感です。問題になっている尖閣諸島は無人島でヤギしか住んでいないのに、領土問題の最大の焦点になっている。ほんとうに緊迫しているのは、日米関係です。
姜 大澤さんから見て、もし戦後の国体があるとすると、これは一国単位では完結しなくなっていると考えていいですか。
大澤 もし戦後の国体として、それらしいものがあるとすれば、これは憲法九条をおいてほかにない。ところが憲法九条は、それが素晴らしいとすれば、おっしゃる通り、日本の中で閉じないから素晴らしいのです。憲法九条は、外交上の基本方針を書いているものです。
(対談より)
★【終了】みなさまのご参加、ありがとうございました!
【イベント】大澤真幸が語る『戦争と平和』90分間集中講義
2015年11月13日19時〜 梅田蔦屋書店4thラウンジ
定員:先着70名
11月初旬より全国書店、Amazonなどネット書店ほか、左右社への直接注文でも販売いたします。
左右社HP:「日本人が70年間一度も考えなかったこと」大澤真幸THINKING「O」第13号
このたび『自由という牢獄――責任・公共性・資本主義』(岩波書店)により、第3回河合隼雄学芸賞(河合隼雄財団主催)を受賞しました。
授賞理由
震災や多くの具体的で印象的な例を用いつつ、現代における自由とは何かを論じた作品。敵というものはわれわれに内在している、公共性というのは実は私的な秘密が中心となっているという視点は、個人の心理療法から普遍的なこころを考えようとした河合隼雄の取り組みにもつながる一冊。受賞に対して
私も河合先生の愛読者の一人ですのでこのような評価を受けて光栄です。日本の研究者としてたいへんオリジナリティのある河合隼雄先生ゆかりの賞を受けられ、うれしく思います。正式な受賞の言葉や選評は「考える人」2015年夏号(7月4日発売)誌上で発表されます。
河合隼雄財団HPより:http://www.kawaihayao.jp/ja/prize/gakugei/prize/gakugei-755.html