新着情報

アメリカ

日本にとって、いちばん重要な国であるアメリカ。しかし、日本人はアメリカの何たるかをまるで理解していない。社会学者橋爪大三郎さんとアメリカを論じます。 (さらに…)

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三島由紀夫 ふたつの謎

なぜ彼は「切腹」したのか? 最後の長編『豊穣の海』の意味不明ともいえるラストシーンの意味は何か? これまで誰も説明できていなかった二つの謎に挑みます。(11月16日ごろ発売) (さらに…)

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【終了】講談社文芸文庫『〈自由〉の条件』刊行記念、國分功一郎さん【11/29】

『〈自由〉の条件』講談社文芸文庫版(11月10日ごろ発売)の刊行を記念して、國分功一郎さんと対談します。

人類史上、最高に〈自由〉な社会を手にしたはずの私たちが、閉塞感をますます強めているのはなぜなのか?
まずは〈自由〉という概念の本質を、これまで論じられなかった視点から検証すべきではないのか?
社会学者・大澤真幸さんの問題提起を、気鋭の哲学者・國分功一郎さんがともに考えます。

日 時:2018年11月29日(木)19時〜 (開場は30分前)
会 場:西武池袋本店(東京) 別館8階 池袋コミュニティ・カレッジ1番教室
参 加:別館地下1階Aゾーンのレジにて対象書籍の代金をお支払いいただいた方に参加券を配布します。
お問い合わせ:三省堂書店池袋本店tel. 03-6864-8900(電話受付時間 10:00 – 22:00)。参加券のご予約はお電話でも承ります。

*イベント終了後、サイン会を開催いたします。詳細、注意事項は下記の三省堂書店HPをご覧ください。
http://ikebukuro.books-sanseido.co.jp/events/3860

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〈自由〉の条件

〈自由〉とは何か。1999年から2000年、20世紀の最後に書かれた『<自由>の条件』が、このたび講談社文芸文庫になります。 (さらに…)

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自由という牢獄 責任・公共性・資本主義【文庫化】

現代社会を覆う閉塞感はどこからくるのか? 自由を理論的に論じ、河合隼雄学芸賞を受賞した『自由という牢獄』が岩波現代文庫になります。 (さらに…)

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【終了】「現代社会論」「鎌倉仏教――日本思想の可能性」【10/6】

朝日カルチャーセンター新宿教室にて開催している「現代社会論」。次回は2018年10月6日(土)に開催します。

今回は、今までとはだいぶ違う話をします。鎌倉仏教の話です。
日本の思想の歴史をふりかえると、誰もが認めるように、はっきりと二回のピークがありました。鎌倉期と江戸期です。両者の間で担い手となった知の分野(仏教と儒学・国学)が違うだけではなく、言わば、思想のベクトルのようなものが対照的です。鎌倉の新仏教は、日本人のコスモロジーの中に、はじめて、「超越性(浄土、阿弥陀仏、等)」をもちこんだ。つまり、ここでは「内在から超越へ」というベクトルが支配的です。近世の儒学と国学、とりわけ後者は、逆に、「超越を否定し内在へ(たとえば漢心批判)」というベクトルがメイン。
今回は、前者に眼を着けて、日本思想の可能性ということについて考えてみます。
日本の伝統思想を全体としてとらえたときに、こうした二つの反対方向のベクトルが見出されることにも暗示されているように、日本人は、たとえば一神教の場合とは違って、「超越的なもの」に対して独特の両義的態度をとってきました。私の考えでは、この両義性にこそ、今日でも有意義な可能性があります。そして、その「可能性」は、鎌倉仏教のある局面に極端なかたちで現れています。このことを、キリスト教とも対比したり、類比させたりしながら論じます。

日 時:2018年10月6日15時30分〜17時30分
会 場:朝日カルチャーセンター新宿教室(〒163-0210東京都新宿区西新宿2-6-1新宿住友ビル10階(受付))
参加費:全1回=会員3,240円/一般3,888円(いずれも税込)

注意事項 ・詳細なテーマは開講7~3日前にHP、twitter(@asakaruko)にてお知らせします。
・教室、参加費など上記の内容は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

詳細・ご予約などは、朝日カルチャーセンター新宿校HPでも随時告知します。

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「今という驚きを考えたことがありますか」大澤真幸THINKING「O」015号

「大澤真幸THINKING「O」」最新号は、「今という驚きを考えたことがありますか」。ゲストに永井均さんを迎えています。

「時間は実在しない」。だとしたら今感じているこの〈今〉とは一体なんなのかーー。大澤真幸が、哲学者永井均を迎えて、マクタガートの『時間の非実在性』に対峙する、大澤真幸個人思想誌15号。
〈今〉の不思議と〈私〉の不思議、そして神の存在が共振するとき、マニアックな問いは、生きることのすべてにつながる問いへと変わる。マクタガートを超えていく対談と、大澤真幸論文「時間の実在性」などを収録。

〈目次〉
まえがき 最も深い謎
入門 ジョン・エリス・マクタガート「時間の非実在性」 大澤真幸
1 時間上の位置を区別する仕方には、A系列とB系列の二種類がある
2 時間にとって基礎的なのはA系列である
3 時間は実在しない
4 ダメットはマクタガートを擁護して反論に再反論する
5 その後は……

対談 輻輳する不思議 〈今〉と〈私〉は存在するか 永井均+大澤真幸
「時間は存在しない」 マクタガートの時間論
〈私〉とは何か
時間論と〈私〉論の接点
〈私〉と〈現在〉の端的さ
時間はほんとうに存在しないのか マクタガートへの反論
ダメットへの再反論
「動く現在」?
過去と未来の非対称性
〈私〉は存在しないのではないか
特別付録 対談をより深く理解することば 永井均編/古典編

論文 時間の実在性 大澤真幸
1この〈現在〉としての〈私〉
2 現在からの退却
3 純粋過去、そして自由
補遺 ヒッチコックのモンタージュについて

全国書店、ネット書店のほか、左右社HP:「今という驚きを考えたことがありますか」大澤真幸THINKING「O」015号でもご購入いただけます。

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【終了】ちくま大学で全4回の特別講座を開講します【第1回 8/8】

筑摩書房の開催する「ちくま大学特別講座」で資本主義を考える特別講座を開講します。

大澤真幸「資本主義の〈その先〉に」 全4回
地球規模で展開し、とてつもない富と深刻な貧困をもたらす資本主義。私たちの思考も行動も、そこから自由ではありません。
資本主義の終焉を予感する声が広がる一方で、「その先」はほとんど何も見えていないのが現状です。一体、資本主義の強靭な延命力の中核には何があるのでしょう?
資本主義を成り立たせている仕組みを、資本主義とシンクロしながら同時代に生まれた二つの対照的な言説――科学と小説――を視野に入れながら解明します。これは、マルクス『資本論』の「剰余」概念の拡張を図り、経済学を超えた、一般的な社会論へと鍛え直す試みです。
資本主義の見方を刷新し、来るべき時代を展望する、スリリングな講座になるでしょう。

■開催日時(全4回:定員30名)
 ・第1回 8/8日(水) 
 ・第2回 8/22日(水)
 ・第3回 9/5日(水)
 ・第4回 9/19日(水) 
   いずれも、18:30 〜20 :30 ※開場は18:00
■受講料:1回券/2000円、4回通し券/7000円
■会場:〒111-8755 東京都台東区蔵前2-5-3株式会社筑摩書房 4F(都営地下鉄浅草線 蔵前駅より 徒歩1分/都営地下鉄大江戸線 蔵前駅より 徒歩5分)

お申し込みはこちらから、https://peatix.com/event/404032?lang=ja
筑摩書房のHPにもご案内がございます。

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【終了】「現代社会論」「オウム真理教から考える――残された三つの哲学的な問い」【7/14】

朝日カルチャーセンター新宿教室にて開催している「現代社会論」。次回は2018年7月14日に開催します。

今回は、先週末の松本智津夫等の死刑執行を受けて、「オウム真理教から考える――残された三つの哲学的な問い」というタイトルで講義をします。
かつて吉本隆明は、思想は、その可能性の頂点において乗り越えなくてはならない、という趣旨のことを述べていました。ある思想を批判するとき、ライバルとなるその思想をできるだけくだらないものと見なして――つまりハードルを下げて――、乗り越えてもダメだ、と。相手のポテンシャルをできるだけ高く評価し――ときには相手が自覚している以上に過剰に評価し――、それでも、なお乗り越えることができるのか、と考えなくてはならないのです。
オウム事件という出来事が提起した問題を、その可能性の頂点において捉えると、そこから三つの哲学的な問いを導くことができます。それらの問いは、未だに解決できていないどころか、むしろ今日の社会的文脈においては、より深刻なものになっています。この点を理解することは、オウム事件という過去を鏡にして、現在の私たち自身のことをより明晰に理解することです。
最後に、時間があれば、21世紀の日本にとって、最も重要な政治的選択肢はどこにあるのか、どこに見定めるべきか、ということも論じてみたいと思います。それは、オウムが残した問いという主題とも深くつながってもいるからです。

日 時:2018年7月14日
会 場:朝日カルチャーセンター新宿教室(〒163-0210東京都新宿区西新宿2-6-1新宿住友ビル10階(受付))
参加費:全1回=会員3,240円/一般3,888円(いずれも税込)

注意事項 ・詳細なテーマは開講7~3日前にHP、twitter(@asakaruko)にてお知らせします。
・教室、参加費など上記の内容は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

詳細・ご予約などは、朝日カルチャーセンター新宿校HPでも随時告知します。

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キリスト教と近代の迷宮

原罪が生みだした近代科学、キリスト教と資本主義の本当の関係、和魂洋才という嘘、日本人が敗戦を直視できないわけ、北朝鮮への対処法。歴史と思想の照応が生みだす真の洞察が、日本社会の歪な近代化への処方箋を示す。 (さらに…)

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サブカルの想像力は資本主義を超えるか

有名作品を入り口にして、資本主義社会の“その先”を考える。 (さらに…)

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【終了】「現代社会論」次回は1月13日に開講します【1/13】

朝日カルチャーセンター新宿教室にて開催している「現代社会論」。次回は2018年1月13日に開催します。

テーマは「日本」。武士道と現代日本人を考えます。

2018年の始めに、「日本」ということを主題に考えてみたいと思います。このシリーズとしては、やや異色です。
設定したテーマは、武士道はなぜ真逆なものに反転したのか、です。
日本の近代社会は、武士が最終的な勝ち組になっていた社会(徳川時代)を直接の母胎として生まれてきたわけですから、武士のエートス(生活スタイルや考え方)を基盤にしてできあがっているはずです。
武士は、本来、所領の維持・拡大を目的とする戦闘者です。そのエートスは、だから、戦う個人主義です。その個人に所属する総合的な実力だけがものをいう、生(なま)の、過激な個人主義。
ところが、現代の日本人は、個人主義者というよりは集団順応型(たとえば空気を読む)であり、戦闘者とは逆に、戦わずに紛争を処理する技術(たとえば根回ししたり)に長けている。つまり、武士とは正反対の人間像が、典型的な現代日本人。
どうしてこんなことになったのだろう、というのが問題設定。
一コマで語るにはややテーマが大きいのですが、できれば、日本史の最大のなぞ、どうして武家政権が圧倒的に優位にたっても、なお朝廷勢力と共存し続けたのか、という問題にも立ち入ってみたいと考えています。

日 時:2018年1月13日
会 場:朝日カルチャーセンター新宿教室(〒163-0210東京都新宿区西新宿2-6-1新宿住友ビル10階(受付))
参加費:全1回=会員3,024円/一般3,672円(いずれも税込)

注意事項 ・詳細なテーマは開講7~3日前にHP、twitter(@asakaruko)にてお知らせします。
・教室、参加費など上記の内容は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

詳細・ご予約などは、朝日カルチャーセンター新宿校HPでも随時告知します。

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【終了】宗教ってなに?「キリスト教のなぞ」【2/10】

東京自由大学で開催されている連続講座「宗教ってなに?Ⅱ」、その第2回に登壇します。テーマはキリスト教の例外性です。 (さらに…)

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【トークシリーズ『0場』】第3夜「社会と舞台芸術 Vol.1」【12/5】

東京芸術祭2017の企画のひとつとして開催される、トークシリーズ『0場』。その第3夜に登壇します。 (さらに…)

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【シアタートーク】「現代社会の『変身』」【12/3】

フランツ・カフカの『変身』を、スタイリッシュな独自の舞台世界に変容させた、小野寺修二演出『変身』。SPAC『変身』公演にあわせたシアター・トークに登壇します。 (さらに…)

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